サイトリニューアルのSEOは転送の対応表で守る|注意点と前後の比べ方
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サイトをリニューアルすると、旧サイトのURLで検索結果に出ていたページや、外部のサイトから張られたリンクの行き先が変わります。旧URLから新URLへの転送が無ければ、旧URLに付いていた検索の評価もリンクも、新しいサイトへは引き継がれません。リニューアルの後に検索の流入が減ったときも、原因がリニューアルにあるのか、季節の波なのかを見分ける手順が要ります。
この記事では、サイトリニューアルで検索の流入を落とさないための旧URLと新URLの対応表の作り方と、公開の前後の確かめ方を解説します。例として示すのは、株式会社メリルが2026年9月に meril.co.jp を新しいサイトへ切り替えたときの対応表と、転送の確かめ方です。記事を読めば、リニューアルの後に流入が減ったとき、原因がリニューアルにあるのかを数字で判断できるようになります。
検索の流入を守る土台は旧URLを1件ずつ内容の同じ新URLへ結ぶ対応表で、影響の見分けは前年の同じ曜日との比較が決め手です。
サイトリニューアルのSEOは旧URLと新URLの対応表から始める

リニューアルで検索の評価を引き継げるかは、旧URLのすべてに行き先があるかで決まります。行き先の無い旧URLは、リニューアルした日から「ページが見つかりません」の表示になり、検索結果に出ていた場所と外部のリンクの行き先を失います。
対応表を作るときに押さえることは、以下の3つです。
- 旧URLの一覧はサイトマップ以外からも集める
- 転送先は内容が同じページにする
- 画像・配布ファイル・確認用ファイルも一覧に入れる
旧URLの一覧はサイトマップ以外からも集める
旧URLの一覧は、旧サイトのサイトマップだけでなく、検索やリンクで実際に人が訪れているURLからも集めます。CMS が作るサイトマップに載るのは CMS が管理するページだけで、同じドメインで別の仕組みが動かしているページや、サーバーに直接置いたファイルは漏れるからです。
旧URLを集める元は、以下のとおりです。
- 旧サイトのサイトマップ
- サーチコンソールの検索パフォーマンスの「ページ」の表(過去16か月)
- サーチコンソールのリンクのレポートで、外部からリンクされているページ
- アクセス解析やサーバーのログで、アクセスのあったURL
- CMS の記事と固定ページの一覧
アクセス解析やログからURLを集める期間は、季節によるアクセスの増減を含むように選びます。
メリルは2026年9月16日に meril.co.jp を新しいサイトへ切り替える前に、旧サイトのサイトマップに載っていた90件(記事29・固定ページ32・プレス23・カテゴリ5・投稿者1)を、新しいサイトのページと転送の設定に照らし合わせました。新しいサイトに行き先の無かった旧URLには、公開の前に転送を足しています。
転送先は内容が同じページにする
転送先は、旧URLと同じ内容を載せた新URLにします。多くの旧URLを関係の薄い1つのページ(新しいサイトのトップページなど)へ転送すると、利用者が混乱するうえ、ソフト404として扱われることがあるためです。複数のページの内容を1つのページにまとめた場合は、元の複数のURLをまとめたページへ転送してかまいません。
新しいサイトに同じ内容のページが無い旧URLは、無理に転送せず、404か410を返します。
メリルの切り替えの記録で、転送の表に並ぶ旧URLは23件です。そのうち6件は、別のページの中の見出し(#)を転送先にしています。たとえば、企業理念と行動指針のページは、会社情報のページの中の企業理念の見出しへ転送しました。
メリルの対応表から、転送先の例を抜き出すと以下の表のとおりです。
| 旧URL | 転送先 | 中身 |
|---|---|---|
| /policy | /privacypolicy | プライバシーポリシー |
| /works-2 | /works | 支援実績 |
| /client-logo | /works#clients | 取引先のロゴ |
| /philosophy_and_behaviors | /company#philosophy | 企業理念・行動指針 |
| /category/doc-request | /doc-request | 資料請求 |
対応表には、旧URLと転送先のほかに、転送先を選んだ理由と、公開した後に確かめた応答の列も作っておきます。理由の列があれば、公開した後に転送先を見直すときにも、元の判断をたどれます。
» htaccessのリダイレクトの書き方|301の設定例と確かめ方・注意点
画像・配布ファイル・確認用ファイルも一覧に入れる
対応表には、ページだけでなく画像や配布用のファイル、サーチコンソールの確認用ファイルも入れます。検索やリンクから画像やファイルに直接来る人がいるうえ、確認用ファイルが消えるとサーチコンソールの所有権の確認が外れるためです。
対応表に入れ忘れやすいものは、以下のとおりです。
- 記事に使っていた画像
- PDF などのダウンロード用のファイル
- 動画・JavaScript・CSS のファイル
- サーチコンソールの所有権の確認用の HTML ファイル
- 外部のサービスや製品が読みに来るファイル
メリルが meril.co.jp のアフィリノオトを新しいサイトへ移したときは、記事とページに使っていた画像1,427点を、新しいサイトの /media/affinote/ に置き直しました。そのため、meril.co.jp の /affi-note/wp-content/ の下にあった画像の旧URL 1,392本を、1本ずつ新しいURLへ301で転送しています。
画像の旧URLの数は、一緒に移した記事237本と固定ページ36本の合計273本の5倍を超える量でした。ページの一覧だけで対応表を作ると、件数の多い画像を丸ごと見落とすおそれがあります。
サイトリニューアルの公開前に確かめる注意点

対応表ができても、公開の進め方しだいで検索の数字は崩れます。公開の前に確かめる注意点は、以下の3つです。
- 一度に変える範囲を決めて日付を記録する
- 確認用の環境の noindex と robots.txt を本番に持ち込まない
- 転送の応答の番号を1件ずつ確かめる
一度に変える範囲を決めて日付を記録する
リニューアルでは、ドメイン・URL・デザイン・CMS をまとめて変えず、一度に変える範囲を絞ります。変更を1つずつ順に行えば、検索の数字が動いたときに原因を1つに絞り込めるためです。
同じ時期に記事を書き直したり、Google の検索の仕組みが更新されたりすると、数字の動きをリニューアルの影響と切り分けにくくなります。リニューアルした日・記事を直した日・Google のアップデートの日は、1つの表に並べて記録しておきましょう。
確認用の環境の noindex と robots.txt を本番に持ち込まない
開発中の確認用の環境で検索を止める設定は、公開する本番のサイトに持ち込まないようにします。noindex や robots.txt のブロックが残ったまま公開すると、新しいURLが検索結果に載らなくなるからです。
確認用の環境で検索を止めていたときは、以下の手順で本番を確かめます。
- 開発中に noindex を付けたURLと、robots.txt の中身を書き出しておく
- 公開した日に、本番のトップページと主なページに noindex が残っていないかを見る
- 本番の robots.txt が、検索から外したい場所だけを止めているかを見る
- サーチコンソールの URL 検査ツールで、主なページが Google に登録できる状態かを見る

出典:Google Search Console のURL 検査ツール(オウンドメディア相談室が使っている blog-soudan.com のプロパティ。2026年10月31日の画面)。調べたのはこのメディアの記事の URL です。Google Search Console は Google LLC の商標です。オウンドメディア相談室は、Google が推奨・提携しているものではありません。
メリルは、確認用の仮のURLにだけ検索を止めるヘッダー(X-Robots-Tag: noindex, nofollow)を付ける作りにしました。公開した日には、本番のトップページが index, follow になっていることと、本番の robots.txt がすべての読み込みを許可したうえでサイトマップの場所を示していることを確かめています。
転送の応答の番号を1件ずつ確かめる
転送を設定したら、旧URLを開いて応答の番号と転送先を1件ずつ確かめます。ブラウザで開いても転送先のページが表示されるだけで、恒久的な転送か一時的な転送かは画面からは見分けられないからです。
一時的な転送(302・303・307)では、検索結果に転送元のページが残りやすくなります。サイトを移すときは、サーバー側の恒久的な転送(301か308)を使い、転送を何段もつながずに最後の転送先へ1回で送るのが基本です。
応答を確かめるURLの組み合わせは、以下のとおりです。
- http で始まるURLと https で始まるURL
- www の付くURLと付かないURL
- 末尾に / の付くURLと付かないURL
- 対応表に載せた旧URLのすべて
メリルは公開した日に、主なページ21本が200を返すことと、www の付くURLと旧URL8件が301で転送されることを確かめました。2026年10月30日に、組み合わせごとに1本ずつ応答を確かめた結果は、以下の表のとおりです。
| 確かめた組み合わせ | URL | 応答 | 転送先 |
|---|---|---|---|
| http で始まるURL | http://meril.co.jp/affi-note/a1d | 301 | https://meril.co.jp/affi-note/a1d |
| 末尾に / の付くURL | https://meril.co.jp/affi-note/a1d/ | 301 | https://meril.co.jp/affi-note/a1d |
| www の付くURL | https://www.meril.co.jp/company | 301 | https://meril.co.jp/company |
| 対応表の旧URL | https://meril.co.jp/policy | 301 | /privacypolicy |
| 画像の旧URL | https://meril.co.jp/affi-note/wp-content/uploads/image-8.jpg | 301 | /media/affinote/af-6cc0d2ba2969af0e06d0.jpg |
5本とも、恒久的な転送の301を返していました。確かめるURLが多いときは、URL 検査ツールではなく、コマンドラインのツールやスクリプトでまとめて確かめます。
サイトリニューアルの後に検索の流入を前後で比べる方法

リニューアルの影響は、サーチコンソールの検索パフォーマンスのクリックを、リニューアルの前と後で比べて確かめます。比べ方を誤ると、季節の波や数日の揺れをリニューアルの影響と取り違えます。
前後を比べる手順は、以下の4つです。
- リニューアルした日を比べる期間から外す
- 直前の期間と前年の同じ曜日の両方と比べる
- 比べる期間は数日で終わらせず数週間見る
- 旧URLと新URLの数字を足してページごとに比べる
リニューアルした日を比べる期間から外す
前後の比較では、リニューアルした日を前と後のどちらにも入れません。リニューアルした日の数字には、旧サイトと新しいサイトの両方の分が混ざるからです。サーチコンソールの日付はすべて太平洋時間なので、日本時間でリニューアルした時刻が、サーチコンソールではどの日に当たるかを先に確かめます。
メリルのリニューアルは、2026年9月16日の午前4時台(日本時間)でした。太平洋時間では9月15日の12時台に当たるため、サーチコンソールでは9月15日をリニューアルした日として外し、9月16日からをリニューアルの後とします。
比べる2つの期間は、日数と曜日の並びをそろえます。9月16日(水)からを後とするなら、後の6日間は9月16日(水)〜21日(月)、前の6日間は9月9日(水)〜14日(月)です。
直前の期間と前年の同じ曜日の両方と比べる
リニューアルの後の数字は、直前の期間と、前年の同じ曜日の期間の両方と比べます。直前の期間とだけ比べると、祝日や季節で毎年起きる増減を、リニューアルの影響と取り違えるためです。
サーチコンソールで前年と比べる手順は、以下のとおりです。
- 検索パフォーマンスを開き、検索タイプを「ウェブ」にする
- 日付のフィルタで「比較」を選ぶ
- リニューアル後の期間と、前年の同じ曜日から始まる同じ日数の期間を指定する
- 表のタブを「ページ」や「クエリ」に切り替え、クリック数の違いで並べ替える

出典:Google Search Console の検索パフォーマンスの期間(オウンドメディア相談室が使っている blog-soudan.com のプロパティ。2026年10月31日の画面)。期間は適用していません。Google Search Console は Google LLC の商標です。オウンドメディア相談室は、Google が推奨・提携しているものではありません。
前年の期間は、1年前の同じ日付ではなく、曜日をそろえて選びます。2026年9月16日(水)〜21日(月)の6日間なら、前年の比べる期間は2025年9月10日(水)〜15日(月)です。日付だけをそろえると、2つの期間で曜日の並びがずれてしまうからです。
祝日の並びは年ごとに違います。比べる期間に祝日が入るときは、前年の同じ期間にどの祝日があったかも確かめておきましょう。
比べる期間は数日で終わらせず数週間見る
前後の比較は、リニューアルの数日後だけで結論を出さず、数週間続けて見ます。中規模のサイトでは、Google が旧URLの代わりに新URLを表示し始めるまでに数週間以上かかることがあり、その間は掲載順位が一時的に動くためです。
短い期間だけを比べると、ふだんの順位の揺れをリニューアルの効果と取り違えかねません。前後の数日の数字が大きく違って見えても、数週間の推移の中では、同じ程度の揺れが前にも起きていることがあります。
数週間の推移を見るときは、グラフの集計を1日ごとから1週間ごとに切り替えます。週単位で集計すると、曜日による揺れが薄まり、長い期間の傾向をつかみやすくなるためです。
旧URLと新URLの数字を足してページごとに比べる
URLを変えたページは、旧URLと新URLの数字を足してから前後を比べます。「ページ」の表は正規URLごとの数字で、どちらが正規のページになるかは Google が決めるため、リニューアルの後しばらくは同じページの数字が2行に分かれるからです。
メリルは記事ごとの数字を前後で比べたときも、旧URLの行と新URLの行を同じ記事として足しています。旧URLの行を見落とすと、新URLの数字だけで評価することになり、実際より大きく落ちたように見えます。
季節の差とサイトリニューアルの影響を見分ける方法

落ちた理由が季節・リニューアル・それより前から続く下落のどれなのかは、数字の見方を分けて判断します。季節の差とリニューアルの影響を見分ける確かめ方は、以下の3つです。
- 過去16か月の推移で毎年の増減とリニューアル前からの下落を見る
- 前年比がリニューアルの前と後で変わったかを見る
- クリック・表示回数・平均掲載順位のどれが動いたかを分けて見る
過去16か月の推移で毎年の増減とリニューアル前からの下落を見る
検索パフォーマンスの期間を過去16か月にすると、前年の同じ時期にも同じ増減があったかを確かめられます。祝日や季節で毎年起きる減少なら、前年の同じ時期のグラフにも同じ形の谷があるはずです。
16か月の推移では、リニューアルより前から数字が下がり続けていなかったかも見ます。前から続く下落を見落とすと、リニューアルの前後だけを比べたときに、その下落までリニューアルのせいに見えてしまうからです。
検索の多い語を Google トレンドでも調べると、自社のサイトだけが落ちたのか、その語の検索そのものが減ったのかを確かめられます。
前年比がリニューアルの前と後で変わったかを見る
リニューアルの影響は、前年比がリニューアルの前と後で変わったかで判断します。リニューアルより前から続く下落や季節の波は前と後の前年比の両方に表れ、リニューアルだけの影響は後の前年比にだけ上乗せされるからです。
前年比で判断する手順は、以下のとおりです。
- リニューアル前の期間のクリックの前年比を出す
- リニューアル後の同じ日数の期間のクリックの前年比を出す
- 後の前年比が前の前年比より大きく下がっていれば、その差をリニューアルの影響の候補とする
前と後の前年比は、日数・曜日の並び・検索タイプをそろえた期間で出します。前年比の差は、数週間後に同じ比べ方で出し直し、一時的な揺れでないかを確かめましょう。
クリック・表示回数・平均掲載順位のどれが動いたかを分けて見る
検索の数字が落ちたときは、クリック・表示回数・平均掲載順位のどれが動いたかを分けて見ます。表示回数とクリックの両方が減ったのか、クリックだけが減ったのかで、疑う原因が変わるためです。
動いた数字ごとに疑う原因は、以下のとおりです。
- 表示回数とクリックの両方が減った: 技術的な問題・サイトの移転・季節・Google のアップデートなど
- 表示回数は変わらずクリックだけが減った: 検索結果のタイトルや説明文
平均掲載順位は、表示回数と合わせて読みます。下位に表示されていた分が検索結果から消えると、表示回数が減る一方で、平均の順位は上がって見えるからです。平均掲載順位が上がっても、表示回数が大きく減っていれば、順位が良くなったとは言えません。
サイトリニューアルを公開した後にサーチコンソールで確かめること

公開した後の数週間は、Google が旧URLから新URLへ移していく様子をサーチコンソールで見守ります。公開した後に確かめることは、以下の3つです。
- 新しいサイトマップを公開した日に送信する
- ページのインデックス登録レポートで404と転送の増え方を見る
- 外部からリンクされた旧URLの404を探して転送を足す
新しいサイトマップを公開した日に送信する
新URLを載せたサイトマップは、公開した日にサーチコンソールで送信します。サイトマップを送ると、Google が新URLを見つけるまでの時間を短くできるためです。

出典:Google Search Console のサイトマップ レポート(オウンドメディア相談室が使っている blog-soudan.com のプロパティ。2026年10月31日の画面)。Google Search Console は Google LLC の商標です。オウンドメディア相談室は、Google が推奨・提携しているものではありません。
旧URLのサイトマップも送ったままにすると、旧URLの登録済みのページが減り、新URLの登録済みのページが増える移り変わりを追えます。旧URLのサイトマップに出る転送の警告は、移転の途中では正常な状態です。
ドメインやサブドメインを変えたリニューアルでは、旧サイトのプロパティからアドレス変更も送ります。http から https への変更や www の有無の切り替え、同じドメインの中でのパスの変更では、アドレス変更は要りません。
» サーチコンソールのインデックス登録リクエスト手順|読み込まれたかの確かめ方
ページのインデックス登録レポートで404と転送の増え方を見る
公開した後は、ページのインデックス登録レポートとクロールの統計情報レポートで、エラーの急な増加を探します。転送先を間違えて存在しないURLへ送っていると、404が通常より多く報告されるためです。
ページのインデックス登録レポートで見るところは、以下のとおりです。
- 「見つかりませんでした(404)」の件数とURL
- 「ページにリダイレクトがあります」の件数の増え方
- 「ソフト 404」と「リダイレクト エラー」の件数
- noindex や robots.txt で止まっているページ
一部のページだけ数字が落ちているときは、URL 検査ツールでそのページを1件ずつ調べます。前年や直前の期間と比べて表示が0回になったURLも、転送が効いていない候補です。
外部からリンクされた旧URLの404を探して転送を足す
ほかのサイトからリンクされている旧URLは、公開した後に404になっていないかを洗い出し、内容の近いページへ転送を足します。外部のリンクをたどって来る人がいるうえ、恒久的な転送があれば、Google は旧URLに向いたリンクのシグナルを新URLへ移せるからです。
リンクされている旧URLはサーチコンソールのリンクのレポートで一覧にでき、被リンクを調べるツールを使えば404になっているものだけを絞り込めます。アクセスの多いリンクは、リンク元のサイトにリンク先の変更を頼みましょう。転送を通らずに新URLへ届くようになります。
転送は少なくとも1年、できれば期限を決めずに残します。Google が旧URLを指すリンクを読み直し、シグナルを新URLへ移し終えるまでに時間がかかるためです。
サイトリニューアルのSEOは対応表と前年の同じ曜日との比較で守れる
サイトリニューアルで検索の流入を守る土台は、旧URLを1件ずつ内容の同じ新URLへ結ぶ対応表です。
記事の要点は、以下のとおりです。
- 旧URLの一覧は、サイトマップ・検索の数字・外部のリンクから集める
- 転送は内容が同じページへの301にし、同じ内容が無ければ404か410にする
- 公開した日に応答の番号・noindex・サイトマップの送信を確かめる
- 前後の比較はリニューアルした日を外し、前年の同じ曜日とも比べる
- リニューアルの影響は、前年比が前と後で変わったかで判断する
リニューアルの後にクリックが減っても、前年の同じ曜日と比べれば、季節の波とリニューアルの影響を分けて判断できます。まずは自社のサーチコンソールで期間を過去16か月にし、リニューアルを予定している時期の前年の増減を確かめましょう。
この記事の数字の出どころ
- 株式会社メリルの meril.co.jp の切り替えで作った旧URLの対応表2026年9月16日に meril.co.jp を新しいサイトへ切り替えた際の作業記録と取り込みの記録から、照らし合わせた旧サイトのサイトマップ90件の内訳、切り替えの記録の転送の表に並ぶ旧URL23件の転送先、アフィリノオトの画像の旧URLの転送の件数をスクリプトで数えた(集計は2026年10月30日)
- メリルの公開した日の確認の記録2026年9月16日の切り替えの後に確かめた、主なページ・www の付くURL・旧URLの応答と、確認用の環境と本番の検索の設定の記録
- メリルのURLの応答の確認2026年10月30日に meril.co.jp の URL 5本(http で始まるURL・末尾に / の付くURL・www の付くURL・旧URL・画像の旧URL)の応答の番号と転送先を、1本ずつ6秒以上あけて確かめた結果
参考にしたページ
- サイトを移転する方法(Google 検索セントラル)(2026年10月30日に確認)
- Google 検索トラフィックの減少をデバッグする(Google 検索セントラル)(2026年10月30日に確認)
- リダイレクトと Google 検索(Google 検索セントラル)(2026年10月30日に確認)
- パフォーマンス レポート(検索結果): 高度なフィルタリングと比較(Search Console ヘルプ)(2026年10月30日に確認)
- パフォーマンス レポート(検索結果): ディメンションとデータのグループ化(Search Console ヘルプ)(2026年10月30日に確認)
- ページ インデックス登録レポート(Search Console ヘルプ)(2026年10月30日に確認)
運営:株式会社メリル(このメディアについて)。相談の内容を記事にするときは、ご本人の許可を取り、社名と数字を伏せます。


