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構造化データのテスト方法|リッチリザルト テストと検証ツールの使い分け

構造化データのテスト 型ごとにツールを選ぶ 公開の前後で確かめることを決める

制作会社から「構造化データを入れました」と納品を受けたり、記事のテンプレートを作り替えたりした後は、構造化データが正しく出ているかを自社で確かめる必要があります。ところが、Google のリッチリザルト テストに URL を入れても、サイト名の構造化データのように結果に出てこない型があります。

原因はツールの不具合ではなく、構造化データの型ごとに対応するツールが違うことです。この記事では、構造化データのテストに使う3つのツールの使い方と結果の読み方、型ごとのツールの選び方を解説します。

記事を読めば、自社サイトのテンプレートごとに、公開前と公開後に何をどのツールで確かめるかを決められます。確認の漏れを防ぐには、Google のリッチリザルトに関わる型をリッチリザルト テストで、対応しない型をスキーマ マークアップ検証ツールで確かめるのが基本です。公開後は、URL 検査ツールと Search Console のレポートで確かめ続けます。

構造化データのテストに使う3つのツールと役割の違い

構造化データのテストに使う3つのツールとして、リッチリザルト テスト・スキーマ マークアップ検証ツール・URL検査ツールと、それぞれで確かめることを並べた図解

構造化データを確かめるツールは、Google が用意したものと、schema.org が用意したものに分かれます。役割の違う3つのツールは、以下のとおりです。

  • リッチリザルト テストでGoogleの検索結果に出せるかを確かめる
  • スキーマ マークアップ検証ツールでschema.orgの書き方を確かめる
  • URL検査ツールでGoogleが読み込んだページを確かめる

リッチリザルト テストでGoogleの検索結果に出せるかを確かめる

リッチリザルト テストは、ページの構造化データから Google のリッチリザルトがどう作られるかを確かめる、Google の公式のツールです。構造化データのテストは、最初にリッチリザルト テストから始めます。

リッチリザルト テストで確かめられることは、以下のとおりです。

  • ページから見つかったリッチリザルトの種類
  • 構造化データのエラーと改善の候補
  • 一部の種類での、検索結果の見え方のプレビュー

対応する形式は JSON-LD・RDFa・microdata の3つで、ページの URL か、HTML のコードを入れてテストします。

テストで有効と出ても、検索結果にリッチリザルトが表示されるとは限りません。リッチリザルトを表示するかどうかは、検索の状況に合わせて Google が決めます。

スキーマ マークアップ検証ツールでschema.orgの書き方を確かめる

スキーマ マークアップ検証ツール(validator.schema.org)は、ページに埋め込まれた schema.org の構造化データを、型を問わずすべて検証するツールです。Google の機能に固有の警告は出ないため、検索結果に出せるかではなく、書き方そのものを確かめる用途に向いています。

スキーマ マークアップ検証ツールでこの記事のURLを調べた結果。BreadcrumbListとArticleがどちらもエラーなし・警告なし

出典:Schema.org のスキーマ マークアップ検証ツール(https://validator.schema.org/)で、この記事の URL を調べた画面(2026年10月31日)。

以前の Google の「構造化データ テストツール」は、Google 固有の検証を外して、スキーマ マークアップ検証ツールに移りました。2020年12月に移行が知らされ、2021年8月からは旧ツールの URL が案内のページへ転送されています。

旧ツールの名前に近い語は、今も検索されています。株式会社メリルが2026年10月30日に Ahrefs で調べた、テストに関わる語の月間検索数(日本の推定)は以下の表のとおりです。

検索語 月間検索数
リッチリザルトテスト 2,700回
構造化データ チェック 500回
構造化データ テスト 200回
schema markup validator 200回
構造化データテスト 100回

旧ツールを探している場合、Google 検索に関わる確認はリッチリザルト テスト、schema.org の書き方の確認はスキーマ マークアップ検証ツールで行います。

URL検査ツールでGoogleが読み込んだページを確かめる

URL 検査ツールは Search Console の機能で、Google のインデックスに登録されたページの情報を表示します。検査の結果には、ページから見つかった構造化データの有効なアイテムの数や、警告とエラーの詳細が出ます。

URL検査ツールの「クロール済みのページ」のHTML。headの中に、記事の構造化データ(JSON-LD)のscript要素がある

出典:Google Search Console のURL 検査ツールの「クロール済みのページを表示」(オウンドメディア相談室が使っている blog-soudan.com のプロパティ。2026年10月31日の画面)。調べたのはこの記事の URL です。Google Search Console は Google LLC の商標です。オウンドメディア相談室は、Google が推奨・提携しているものではありません。

URL 検査ツールで調べられるのは、Search Console に登録した自社のプロパティの URL だけです。自社で所有していないサイトのページは、リッチリザルト テストで確かめます。

「公開 URL をテスト」を押すと、その時点のページを取得して検査します。インデックスに登録された版は過去に取得したページなので、直したばかりの構造化データは公開 URL のテストで確かめましょう。

URL 検査ツールは、すべてのリッチリザルトの種類に対応しているわけではありません。URL 検査ツールに出ない種類は、リッチリザルト テストで確かめます。

リッチリザルト テストで構造化データをテストする手順

リッチリザルト テストの手順を、公開前はコード・公開済みはURLを入れてテストし、有効と無効のアイテムを読み、結果のリンクを共有する流れで示した図解

リッチリザルト テストは、ページを公開する前と後で、入れるものが変わります。テストから直すまでの流れは、以下の4つです。

  • 公開前のページはコードを貼り付けてテストする
  • 公開済みのページはURLを入れてテストする
  • 結果画面で有効なアイテムと無効なアイテムを読む
  • テスト結果のリンクを制作会社に共有する

公開前のページはコードを貼り付けてテストする

社内の確認用サーバーにある公開前のページや、パスワードで保護したページは、URL ではなくコードでテストします。URL でテストするには、ページのリソースすべてに、ログインなしで誰でもアクセスできる必要があるからです。

コードでテストする手順は、以下のとおりです。

  1. リッチリザルト テストを開き、テストの対象を URL からコードに切り替える
  2. ページの HTML か、JSON-LD を書いた script 要素を貼り付ける
  3. テストを実行し、見つかった項目とエラーを確かめる
  4. 貼り付けたコードを直して、もう一度テストを実行する

リッチリザルト テストの「コード」のタブ。記事のJSON-LDのscript要素を貼り付けて「コードをテスト」を押す

出典:Google の「リッチリザルト テスト」(https://search.google.com/test/rich-results)の画面。この記事の JSON-LD を貼り付けたところです(2026年10月31日)。Google は Google LLC の商標です。オウンドメディア相談室は、Google が推奨・提携しているものではありません。

結果の画面でコードを書き換えてテストし直せるため、制作会社から受け取った HTML の段階で、直す箇所を探しながら何度でも確かめられます。

公開済みのページはURLを入れてテストする

公開済みのページは、ページの URL をそのまま入れてテストします。URL でテストすると、リッチリザルト テストは Google-InspectionTool としてページを取得します。

リッチリザルト テストの最初の画面。URLのタブで、テストする記事のURLを入れて「URL をテスト」を押す

出典:Google の「リッチリザルト テスト」(https://search.google.com/test/rich-results)の画面。この記事の URL を入れたところです(2026年10月31日)。Google は Google LLC の商標です。オウンドメディア相談室は、Google が推奨・提携しているものではありません。

robots.txt などでクロールをブロックしたページは、URL ではテストできません。

» robots.txtの書き方|記述例と置く場所・確かめ方、noindexとの違い

テストに使う端末は、既定ではスマートフォンです。URL かコードを入れる欄の下の一覧で、パソコンに切り替えられます。

結果に「ページの読み込みに関する問題」の警告が出るのは、読み込めないリソースがあったときです。読み込みの問題はテストのたびに変わる場合があるため、警告が出たらもう一度テストして、結果が同じかを確かめます。

結果画面で有効なアイテムと無効なアイテムを読む

テストの結果には、「N 件の有効なアイテムを検出しました」のように、見つかったアイテムの数が出ます。有効なアイテムと無効なアイテムは、分けて数えられます。

リッチリザルト テストの結果。「1 件の有効なアイテムを検出しました」と出て、検出された構造化データに記事が並ぶ

出典:Google の「リッチリザルト テスト」(https://search.google.com/test/rich-results)の画面。この記事の JSON-LD をコードとしてテストした結果です(2026年10月31日)。Google は Google LLC の商標です。オウンドメディア相談室は、Google が推奨・提携しているものではありません。

結果の読み方は、以下のとおりです。

  • 有効なアイテム: 重大な問題がなく、リッチリザルトとして表示できる
  • 無効なアイテム: 重大な問題が1つ以上あり、リッチリザルトに表示されない
  • 重大ではない問題: 直すと検索結果の見え方を良くできる

必須プロパティのないアイテムは、リッチリザルトに表示されません。無効なアイテムが出たら、最初にアイテムを開いて、どのプロパティに問題があるかを確かめます。

重大ではない問題だけのアイテムは、有効なアイテムとして数えられます。推奨プロパティは多く入れるほど検索結果の見え方が良くなるため、余力があれば重大ではない問題も直しましょう。

テスト結果のリンクを制作会社に共有する

リッチリザルト テストの結果は、「共有」のボタンでリンクにして渡せます。リンクを開くのにアクセスの権限は要らず、リンクの有効期間はおよそ90日です。

リッチリザルト テストの結果の画面。右上の「共有」のボタンから、結果のリンクを取り出せる

出典:Google の「リッチリザルト テスト」(https://search.google.com/test/rich-results)の画面。「共有」は押していません(2026年10月31日)。Google は Google LLC の商標です。オウンドメディア相談室は、Google が推奨・提携しているものではありません。

制作会社に直してもらうときは、問題のあるアイテムの名前と、共有のリンクを一緒に送りましょう。社内の担当者と制作会社が同じ結果を見られるため、どこを直すかの食い違いが起きにくくなります。

構造化データの型ごとにテストできるツールを選ぶ

記事・パンくずリスト・動画・組織はリッチリザルト テスト、サイト名のWebSiteはスキーマ マークアップ検証ツールで確かめ、FAQは対象外と示した図解

どのツールで確かめられるかは、構造化データの型によって変わります。メリルが運営するサイトで数えた JSON-LD の型を例にした、型ごとのツールの選び方は以下のとおりです。

  • 自社サイトのページに出ている型を書き出す
  • 検索ギャラリーにある型はリッチリザルト テストで確かめる
  • サイト名のWebSiteはスキーマ マークアップ検証ツールで確かめる
  • FAQの構造化データはGoogleのリッチリザルトの対象から外れた

自社サイトのページに出ている型を書き出す

テストを始める前に、自社サイトのどのページにどの型が出ているかを書き出します。ブラウザでページのソースを表示し、「application/ld+json」で検索すると、JSON-LD の場所と「@type」の値がわかります。

メリルが2026年10月30日に、運営する3つのサイトの記事5ページとオウンドメディア相談室の記事1ページを調べた結果は、以下の表のとおりです。

サイト 調べた記事 記事の型 パンくずリスト 動画
WWS メディア(wwstd.jp/media/) 2ページ BlogPosting BreadcrumbList VideoObject(1ページに1件)
Web集客ブック(hands-plus.com/media/) 2ページ BlogPosting BreadcrumbList VideoObject(1ページに2件)
Touch AI(touchai.jp) 1ページ BlogPosting BreadcrumbList 動画を載せていない
オウンドメディア相談室 1ページ Article BreadcrumbList 動画を載せていない

Touch AI のトップページには、記事のページとは別の WebSite と Organization の2つが出ていました。同じサイトでも、トップページと記事のページではテンプレートが違うため、出ている型も変わります。

トップページを含めて調べた7ページは、どれも構造化データを JSON-LD で書いていて、microdata と RDFa は1つもありませんでした。どのサイトも型ごとに script 要素を分けて書く作りで、1ページの JSON-LD は2〜4個です。Google が推奨する形式は JSON-LD で、1つのページに複数のアイテムを別々に書くこともできます。

検索ギャラリーにある型はリッチリザルト テストで確かめる

Google の検索ギャラリーに載っている機能の型は、リッチリザルト テストで確かめます。検索ギャラリーは Google 検索が対応する構造化データの一覧で、2026年10月19日の版には記事・パンくずリスト・動画・組織など25の機能が載っています。

メリルのサイトに出ていた型を、Google の機能とテストのツールに当てはめた結果は以下の表のとおりです。

型 Google の機能 リッチリザルト テスト Search Console のレポート
BlogPosting・Article 記事 確かめられる 一覧にない
BreadcrumbList パンくずリスト 確かめられる ある
VideoObject 動画 確かめられる ある
Organization 組織 確かめられる 一覧にない
WebSite サイト名 対応していない 一覧にない

Search Console のレポートの一覧にない記事と組織は、公開した後もリッチリザルト テストで1ページずつ確かめ、Google から見えるかを URL 検査ツールで確かめます。パンくずリストと動画は、レポートでサイト全体の数を追えます。

» パンくずリストのSEOは画面と構造化データをそろえる|置き方と確かめ方

サイト名のWebSiteはスキーマ マークアップ検証ツールで確かめる

検索結果に出るサイト名の構造化データ(WebSite)は、リッチリザルト テストに対応していません。WebSite の書き方はスキーマ マークアップ検証ツールで確かめ、Google がホームページを読み込めるかは URL 検査ツールで確かめます。

WebSite の構造化データは、サイトのホームページに置くものです。必須のプロパティは、サイトの名前の name と、ホームページの URL の url の2つです。

Touch AI のトップページの WebSite には、必須の name と url がそろっていました。リッチリザルト テストの結果に WebSite が出てこなくても、書き忘れとは限りません。ページのソースで WebSite があるかを確かめてから、スキーマ マークアップ検証ツールで書き方を検証します。

FAQの構造化データはGoogleのリッチリザルトの対象から外れた

よくある質問(FAQ)のリッチリザルトは、2026年5月7日以降、Google 検索に表示されなくなりました。Google は2026年5月8日にサポートの終了を知らせ、6月15日には FAQ のリッチリザルトの説明のページを削除しています。

よくある質問は、2026年10月19日の版の検索ギャラリーにも、Search Console のリッチリザルトのレポートの一覧にも入っていない機能です。FAQ の構造化データ(FAQPage)を入れても、Google 検索に FAQ のリッチリザルトは出ません。

すでに入れている FAQPage を残す場合は、書き方をスキーマ マークアップ検証ツールで確かめます。構造化データには、ページの読者に表示していない内容を書かない決まりがあるため、FAQPage にもページに載せている質問と回答だけを書きます。

記事の構造化データは推奨プロパティがそろっているかを確かめる

記事の構造化データの推奨の5つのプロパティにチェックを付けた表と、authorの型、動画のVideoObjectの必須の3つを示した図解

記事の構造化データには必須プロパティがありません。リッチリザルト テストで有効と出ても、推奨プロパティが抜けている場合があるため、項目を1つずつ確かめる必要があります。

記事の構造化データで確かめることは、以下の4つです。

  • 記事の型はArticle・BlogPosting・NewsArticleから選ぶ
  • 推奨の5つのプロパティがそろっているかを見る
  • authorにはPersonかOrganizationを入れる
  • 動画を載せたページはVideoObjectの必須の3つを確かめる

記事の型はArticle・BlogPosting・NewsArticleから選ぶ

Google の記事の構造化データは、schema.org の Article・NewsArticle・BlogPosting のどれかの型で書きます。ニュース・ブログ・スポーツの記事が対象で、どの型でも推奨プロパティは同じです。

メリルが調べた記事6ページでは、WWS メディア・Web集客ブック・Touch AI の5ページが BlogPosting、オウンドメディア相談室の1ページが Article でした。

型を選ぶときは、ページの中身に合う最も具体的な型を使います。BlogPosting と Article のどちらを選んでも、テストで確かめる項目は変わりません。

推奨の5つのプロパティがそろっているかを見る

記事の構造化データの推奨プロパティは、以下の5つです。

プロパティ 入れるもの
headline 記事の見出し
image 記事を表す画像
datePublished 記事の公開日
dateModified 記事の更新日
author 記事を書いた人か組織(name と url)

メリルの記事6ページは、6ページとも推奨の5つがそろっていました。プロパティの数は WWS メディアとオウンドメディア相談室が8個、Web集客ブックと Touch AI が12個です。推奨の5つに加えて、description・publisher・mainEntityOfPage はどのページにも入っていました。

headline の値は、6ページともページの h1 の見出しと同じ文字でした。構造化データはページの内容を正確に表す必要があるため、headline と画面の見出しが同じかも合わせて確かめます。

image に入れるのは記事を表す画像で、ロゴは避けます。推奨される画像は、比率が16:9・4:3・1:1の高い解像度の画像で、幅と高さを掛けて5万ピクセル以上のものです。日付の datePublished と dateModified は、ISO 8601 の形式で書きます。

authorにはPersonかOrganizationを入れる

author には、書いた人なら Person、組織なら Organization の型を使います。Thing の型は使いません。

author を書くときの決まりは、以下のとおりです。

  • name には名前だけを入れ、発行元の名前・役職・敬称を足さない
  • url には、プロフィールのページなど、書いた人を見分けられる URL を入れる
  • 書いた人が複数いるときは、1つの name にまとめず1人ずつ分ける

メリルの記事6ページの author は、Touch AI の1ページが Person で、ほかの5ページが Organization でした。6ページとも、author に name と url の両方が入っています。

動画を載せたページはVideoObjectの必須の3つを確かめる

記事に動画を載せたページでは、記事の型とは別に VideoObject を入れる場合があります。VideoObject の必須プロパティは name・thumbnailUrl・uploadDate の3つで、1つでも欠けると動画のリッチリザルトに表示されません。

VideoObject は、動画を見られるページに入れるものです。テストでは、構造化データの動画とページに載せた動画が同じかも確かめます。

WWS メディアと Web集客ブックの記事4ページには、VideoObject が合わせて6件ありました。6件とも必須の3つがそろっていて、推奨プロパティの description と embedUrl も入っていました。embedUrl の動画は、6件ともページに載せた動画と一致しています。

公開後の構造化データはURL検査ツールとSearch Consoleのレポートで確かめる

公開後は、テンプレートごとに1ページをURL検査ツールで確かめ、リッチリザルトのレポートで全体を見て、直したらテストし直して検証を始めることを示した図解

リッチリザルト テストで確かめた後も、公開したページを Google がどう読み込んだかは Search Console で確かめます。テンプレートを1か所変えるだけで、同じテンプレートを使うページすべての構造化データが変わるため、公開後も確かめ続ける必要があります。

公開後に構造化データを確かめる手順は、以下の3つです。

  • テンプレートごとに1ページずつURL検査ツールで確かめる
  • Search Consoleのリッチリザルトのレポートで全体を見る
  • 直したら公開URLでテストし直して検証を始める

テンプレートごとに1ページずつURL検査ツールで確かめる

公開後の確認は、全ページではなく、テンプレートごとに1ページを選んで URL 検査ツールにかけます。同じテンプレートから作ったページは、構造化データの書き方も同じだからです。

オウンドメディア相談室の場合、記事のページは Article と BreadcrumbList の2つを出しています。運営者・記事一覧・カテゴリ・相談フォーム・検索のページは、BreadcrumbList だけを出す作りです。BreadcrumbList はどのページも共通の部品から出すため、記事のページと記事以外のページを1つずつ確かめれば、出ている型はすべて確かめられます。

動画を載せた記事があるサイトでは、動画のある記事も1ページ選びます。VideoObject は、動画を載せたページにだけ入れるものだからです。

URL 検査ツールで1ページを確かめる手順は、以下のとおりです。

  1. Search Console の URL 検査ツールに、確かめるページの URL を入れる
  2. 「公開 URL をテスト」を押す
  3. 結果の構造化データの項目で、有効なアイテムの数と警告・エラーを見る
  4. 「テスト済みのページを表示」で、Google が受け取った HTML に JSON-LD があるかを見る

URL検査ツールでパンくずリストの項目を開いた画面。1件の有効なアイテムを検出しましたと出て、中の値が並ぶ

出典:Google Search Console のURL 検査ツール(オウンドメディア相談室が使っている blog-soudan.com のプロパティ。2026年10月31日の画面)。調べたのはこの記事の URL です。Google Search Console は Google LLC の商標です。オウンドメディア相談室は、Google が推奨・提携しているものではありません。

» サーチコンソールのインデックス登録リクエスト手順|読み込まれたかの確かめ方

Search Consoleのリッチリザルトのレポートで全体を見る

サイト全体の構造化データの状態は、Search Console のナビゲーション バーの「拡張機能」にある、リッチリザルトのレポートで見ます。レポートはリッチリザルトの種類ごとに分かれていて、アイテムを有効と無効に分けて数えます。

サーチコンソールの「拡張」の「パンくずリスト」のレポート。無効が0、有効が121で、問題ありませんと出ている

出典:Google Search Console の「パンくずリスト」のレポート(オウンドメディア相談室が使っている blog-soudan.com のプロパティ。2026年10月31日の画面)。Google Search Console は Google LLC の商標です。オウンドメディア相談室は、Google が推奨・提携しているものではありません。

レポートの見方は、以下のとおりです。

  • 有効: 重大な問題がなく、リッチリザルトとして表示できるアイテム
  • 無効: 重大な問題が1つ以上あるアイテム
  • 検索での見え方を改善できるアイテム: 重大ではない問題のあるアイテムの表

レポートは、サイトで見つかったすべてのアイテムを網羅したものではありません。記事や組織のようにレポートが無い型もあるため、レポートと URL 検査ツールを組み合わせて使います。

テンプレートを公開した後は、無効のアイテムが増えていないかを見ます。

直したら公開URLでテストし直して検証を始める

レポートで見つかった問題は、サイトのソースコードを直さない限り消えません。構造化データは Google のサーバーではなく、自社のウェブサイトの中にあるためです。

問題を直して検証を始めるまでの手順は、以下のとおりです。

  1. テンプレートか記事の構造化データを直して公開する
  2. リッチリザルト テストか URL 検査ツールの公開 URL のテストで、直したページを確かめる
  3. リッチリザルトのレポートの問題の画面から検証を始める

検証を始めると、レポートに検証の状況が表示されます。直したページを早く読み込んでほしい場合は、URL 検査ツールから再クロールを依頼できますが、反映には数日かかることがあります。

構造化データのテストは型と公開の前後でツールを選べば漏れなく確かめられる

構造化データのテストは、リッチリザルト テストだけでは終わりません。サイト名のようにリッチリザルト テストに対応しない型があり、記事や組織のように Search Console のレポートが無い型もあります。

記事の要点は、以下のとおりです。

  • 公開前のページは、リッチリザルト テストにコードを貼り付けて確かめる
  • 公開済みのページは URL でテストし、URL 検査ツールで Google から見えるかを確かめる
  • サイト名の WebSite は、スキーマ マークアップ検証ツールで書き方を確かめる
  • 記事は推奨の5つのプロパティ、動画は必須の3つのプロパティがそろっているかを見る
  • FAQ のリッチリザルトは、2026年5月7日以降 Google 検索に表示されない
  • サイト全体は、Search Console のリッチリザルトのレポートで見る

型とテンプレートごとに確かめるツールを決めておけば、テンプレートを作り替えたときも、どのページで何を見るかに迷いません。まずは自社サイトのトップページと記事のページのソースを開き、出ている構造化データの型を書き出しましょう。

この記事の数字の出どころ

  • 株式会社メリルが運営する3サイトの JSON-LD の型とプロパティWWS メディア・Web集客ブック・Touch AI の記事5ページ(2026年10月30日14時56分〜57分に取得)と、Touch AI のトップページ(同日18時32分に取得)の HTML を1ページずつ6秒以上あけて取得し、JSON-LD をスクリプトで読み取って、型・プロパティの数・Google が推奨または必須とするプロパティの有無・記事の見出しやページの動画との一致を数えた
  • オウンドメディア相談室の構造化データの作りこのメディアの記事とパンくずリストのテンプレートと、2026年10月30日に公開用に書き出した14ページの HTML の JSON-LD を、スクリプトで数えた
  • 構造化データのテストに関わる語の月間検索数Ahrefs の Keywords Explorer(日本)で2026年10月30日に取った、11語の月間検索数の推定

参考にしたページ

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