数字で見る

リライトの効果の測り方|比べる期間とリライトしていない記事で確かめる手順

リライトの効果の測り方 リライトしていない記事と並べる 期間の曜日をそろえて比べる

記事をリライトして1か月ほどたってからサーチコンソールを開くと、クリックが増えた記事と減った記事が混ざっていて、リライトが効いたのかを判断しにくいことがあります。リライトした記事の前後の数字には、Google のアップデートや祝日の並びの違いも重なるため、前後を比べるだけでは効果とそれ以外の動きを見分けられません。

数字の読み違いを防ぐには、何と何を比べるかをリライトの前に決めておく必要があります。この記事では、リライトの効果の測り方を、比べる期間・リライトしていない記事との比べ方・クロールの確かめ方・見る数字の順に解説します。例として、株式会社メリルが2026年9月に自社の記事をリライトした前後のクリック数も載せました。記事を読めば、リライトの効果を社内に数字で説明できるようになります。

リライトの効果は、曜日の並びをそろえた期間で、リライトしていない記事の動きと並べて比べれば取り出せます。

リライトの効果を測る準備はリライトする前に済ませる

リライトする前の準備を、URLと公開日を一覧にする・変える箇所で見る数字を決める・前の数字を基準に書き出すの3つの手順で示した図解

リライトを公開した後では、リライトする前の数字や、記事ごとに変えた箇所を正確にたどれなくなります。リライトの前に済ませておく準備は、以下の3つです。

  • リライトする記事の URL と公開日を一覧にする
  • 変える箇所ごとに見る数字を決める
  • リライトする前の数字を基準として書き出す

リライトする記事の URL と公開日を一覧にする

リライトする記事は、URL・公開した日時・変えた箇所を1本1行の一覧にまとめます。サーチコンソールで記事を絞り込む時も、クロールされたかを確かめる時も、一覧の URL と日時が起点になるからです。

一覧に入れる項目は、以下のとおりです。

  • 記事の URL
  • リライトを公開した日時(日本時間)
  • 変えた箇所(タイトル・説明文・見出し・本文・内部リンク)
  • 変更前と変更後のタイトル

メリルは、リライトした記事のパスごとに、公開したタイトルと説明文・更新日・作業の記録の場所を1つの一覧で管理しています。記事ごとの作業の記録には、変更前と変更後のタイトルも残しました。一覧があれば、効果を測る段階で「タイトルを変えた記事だけ」のように記事を分けて数字を出せます。

変える箇所ごとに見る数字を決める

見る数字は、リライトで変える箇所によって決まります。タイトルと説明文の変更は検索結果での見え方に関わり、本文の加筆は記事が表示される検索語の数に関わります。

変える箇所と見る数字の組み合わせは、以下の表のとおりです。

変える箇所 見る数字 見る場所
タイトル・説明文 クリック率 サーチコンソールの検索パフォーマンス
見出し・本文の加筆 表示回数・表示される検索語の数 検索パフォーマンスのクエリの表
狙った検索語に合わせた書き直し 狙った検索語の掲載順位 検索パフォーマンス(検索キーワードで絞り込む)
問い合わせへの導線 問い合わせの数 GA4 のキーイベント

1本の記事で複数の箇所を変える時は、表の数字をすべて基準として控えておきます。どの変更が効いたかは、変更ごとに数字の動きを並べないと分けられません。

» GA4のコンバージョン設定|キーイベントの設定手順と届いたかの確かめ方

リライトする前の数字を基準として書き出す

リライトする前の数字は、記事ごとにサーチコンソールから書き出して残します。書き出す時は、検索タイプ・国・期間など、絞り込みの条件も一緒に控えましょう。

記事ごとに書き出しておく数字は、以下のとおりです。

  • クリック数・表示回数・クリック率・平均掲載順位
  • 記事が表示された検索語と、検索語ごとの掲載順位
  • 1日ごとのクリック数と表示回数

絞り込みの条件を控えるのは、条件が変わると同じ記事でも合計が変わるためです。サーチコンソールでデータをクエリや URL で絞り込むと、データの切り捨てや匿名化されたクエリの除外によって、レポートの合計が変わることがあります。比較の期間の数字も基準と同じ条件で出せば、条件の違いによるずれを避けられます。

リライトの効果を比べる期間は日数と曜日の並びをそろえる

比べる期間は、直前の期間を基準にし、日数を7の倍数にし、祝日とアップデートを数えることと、メリルの例では土日と祝日がどちらも8日だったことを示した図解

平日によく読まれるサイトでは、期間に入る土日の日数が1日違うだけで、合計の数字が変わります。比べる期間を決める時の決まりは、以下の3つです。

  • 基準はリライトする直前の期間にする
  • 日数を7の倍数にして始まりの曜日をそろえる
  • 祝日と Google のアップデートの日を期間ごとに数える

基準はリライトする直前の期間にする

基準の期間は、リライトを公開する直前の期間にします。基準をさかのぼるほど、季節の変化や過去のアップデートの影響が混ざり、リライトする前の状態を表さなくなるためです。

リライトを公開した日は、基準と比較のどちらの期間にも入れません。サーチコンソールの日付はすべて太平洋時間で区切られているため、日本時間の公開日時がサーチコンソールのどの日に当たるかも確かめておきます。日本時間の午前中は、太平洋時間ではまだ前の日です。

基準の期間の途中で数字が大きく動いた記事は、前後の比較から外して別に見ます。基準の数字そのものが定まらず、リライトの前と後の差を読めないからです。メリルは2026年9月下旬に、meril.co.jp の記事23本のリライトを公開しました。基準の期間の途中で表示回数が大きく動いていた2本は、前後の比較から外しました。

日数を7の倍数にして始まりの曜日をそろえる

比べる期間の日数は、28日のような7の倍数にして、基準と比較の始まりの曜日をそろえます。7の倍数の日数で同じ曜日から始めれば、どちらの期間でも各曜日の日数が同じです。

サーチコンソールの日付は、日単位のほかに週単位・月単位でもまとめて見られます。週単位や月単位にすると1日ごとの変動がならされ、リライトの前後の流れを読み取りやすくなります。

日数が7の倍数にならない時は、期間ごとに曜日別の日数を数えて、ずれを控えておきましょう。平日によく読まれる記事が多いサイトほど、土日の日数の違いが合計の数字に表れます。

祝日と Google のアップデートの日を期間ごとに数える

曜日をそろえた後は、2つの期間に入る祝日と、Google のアップデートの配信中の日を数えます。祝日が入ると休みの日の数が変わり、アップデートの配信中はリライトしていない記事の掲載順位も動くことがあるのが理由です。

Google のアップデートの日付は、Google 検索ステータス ダッシュボードの履歴で確かめられます。履歴には、アップデートごとの開始日と、配信にかかった日数と時間が載っています。ダッシュボードの日時は、サーチコンソールと同じ太平洋時間の表記です。

メリルが比べた2つの25日間を数えた結果は、以下の表のとおりです。

項目 基準の期間 比較の期間
期間 2026年8月22日〜9月15日 2026年9月30日〜10月24日
日数 25日 25日
始まりの曜日 土曜日 水曜日
土日 8日 7日
平日の祝日 0日 1日(10月12日 スポーツの日)
土日と祝日の合計 8日 8日
祝日を除く平日 17日 17日
アップデートの配信中の日 0日 8〜9日

25日は7の倍数ではないため、始まりの曜日が違う2つの期間では、土日の日数が1日ずれました。比較の期間には10月12日のスポーツの日が入るので、土日と祝日を合わせた日数は、どちらの期間も8日でそろっています。

比較の期間の初めの8〜9日は、2026年9月24日に始まったスパムアップデートの配信中と重なっていました。配信にかかったのは13日と16時間で、履歴のページには開始の時刻が載っていないため、重なった日数は8日か9日と数えています。基準の期間は、8月18日に始まったスパムアップデートの配信が終わった後に当たります。

アップデートとの重なりを避けられない時は、リライトしていない記事も同じ期間で並べたうえで、重なった日数を記録に書き添えておきましょう。

» コアアップデートの対策は前後の比べ方から|順位が動いた時の確かめ方

比較の期間はリライトした版がクロールされてから始める

比較の期間は、前回のクロールを見る・古い版の記事は外す・数週間たって判断するの3つの順に、クロールの後から始めることを示した図解

Google がリライトした版を読み込むまで、検索結果はリライトする前の版をもとに表示されます。比較の期間を決める前に確かめることは、以下の3つです。

  • URL 検査ツールで前回のクロールの日時を確かめる
  • クロールされていない記事は比べる記事から外す
  • 数字で判断するのは数週間たってから

URL 検査ツールで前回のクロールの日時を確かめる

リライトした版が Google に読み込まれたかは、サーチコンソールの URL 検査ツールで「前回のクロール」の日時を見て確かめます。URL 検査ツールに表示されるのは直近にインデックスに登録された版の情報で、ウェブ上で今公開している版とは限りません。

前回のクロールを確かめる手順は、以下のとおりです。

  1. URL 検査ツールで、リライトした記事の URL を検査する
  2. 結果に表示された「前回のクロール」の日時を控える
  3. 控えた日時を、リライトを公開した日時と比べる

前回のクロールの日時は、画面を見ている人の現地時間の表示です。日本で画面を見ていれば、日本時間で控えた公開日時とそのまま比べられます。前回のクロールが公開日時より後なら、Google はリライトした版を読み込んでいます。

URL 検査ツールでわかるのは、直近の1回のクロールだけです。公開の数日後から何度か確かめ、確かめた日ごとに記録を残しておきます。

» サーチコンソールのインデックス登録リクエスト手順|読み込まれたかの確かめ方

クロールされていない記事は比べる記事から外す

前回のクロールが公開日時より前の記事は、Google がまだリライトする前の版を持っている状態です。クロールされていない記事の数字には、リライトの効果が表れようがありません。比べる記事の合計に入れることは、リライトの効果を読み違える原因の1つです。

クロールされていない記事は比べる記事からいったん外し、クロールされた後の日から数え直して比べます。公開から日がたってもクロールされない記事は、URL 検査ツールからインデックス登録をリクエストできます。リクエストの数には1日あたりの上限があり、リクエストを送ってもインデックスに登録されるとは限りません。

メリルは2026年10月27日に、比べる候補の21本を URL 検査ツールで1本ずつ調べました。この記事で示すメリルの数字は、21本のうち、リライトした後のクロールを確かめた19本のものです。

数字で判断するのは数週間たってから

リライトの効果は、クロールされた直後には表れないことがあります。リライトした内容が Google 側に反映されるまでには時間がかかり、数時間で済む変更もあれば、数か月かかる変更もあります。

リライトの効果を確かめる時期の目安は、以下のとおりです。

  • 公開の数日後から: URL 検査ツールでクロールだけを確かめる
  • 数週間たってから: 基準の期間と同じ日数で、数字を比べる
  • さらに期間を延ばして: 同じ条件で比べ直し、一時的な動きでないかを確かめる

検索結果に良い影響があったかは、数週間待ってから確かめるのが基本です。公開した翌週に数字が動いていなくても、リライトのやり直しは急ぎません。数週間たつ前にやり直すと、最初のリライトの効果を確かめられなくなるからです。

リライトの効果はリライトしていない記事と並べて取り出す

リライトした19本のクリックは32回から92回、リライトしていない記事は101回から97回で、19本の見込み約30.7回と実際の92回を比べることを示した図解

リライトした記事の数字には、アップデートや季節の変化など、サイト全体に起きた動きも混ざっています。サイト全体の動きはリライトしていない記事の数字にも表れるため、2つを並べればリライトの効果を取り出せます。並べる時の手順は、以下の3つです。

  • 比べる相手は同じサイトのリライトしていない記事にする
  • サーチコンソールで2つのグループの数字を出す
  • リライトしていない記事の増減を当てはめた見込みと比べる

比べる相手は同じサイトのリライトしていない記事にする

比べる相手には、同じサイトで同じ期間に、リライトもほかの手直しもしていない記事を選びます。同じサイトの記事であれば、アップデートやサイトの変更の影響を、リライトした記事と同じ時期に受けるからです。

トップページや記事の一覧のページは、記事とは検索のされ方が違うため、比べる相手から外します。メリルは、meril.co.jp の記事のうちリライトしていない記事を比べる相手にしました。一覧・著者・カテゴリのページは、比べる相手に入れていません。

サーチコンソールで2つのグループの数字を出す

2つのグループの数字は、検索パフォーマンスのページの絞り込みに正規表現を使うと、同じ画面で出し分けられます。日付の比較を使えば、基準と比較の期間の数字が1つの表に並び、各行の差を示す列も表示されます。

数字を出す手順は、以下のとおりです。

  1. 検索パフォーマンスの日付の絞り込みで「比較」を選び、基準と比較の期間を指定する
  2. ページの絞り込みで「カスタム(正規表現)」を選び、リライトした記事の URL を縦線(|)で区切って入れる
  3. 「正規表現に一致」でリライトした記事の数字を、「正規表現に不一致」でリライトした記事以外のページの数字を書き出す

2026年10月31日の画面では、日付の絞り込みは日付の欄の「詳細」から開きます。「比較」のタブで「カスタム」を選ぶと、2つの期間を入れる欄が「対」を挟んで並びました。

サーチコンソールの「期間」の画面の「比較」のタブで「カスタム」を選んだところ。開始日と終了日の欄が「対」を挟んで2組ある

出典:Google Search Console の検索パフォーマンス(オウンドメディア相談室が使っている blog-soudan.com のプロパティ。2026年10月31日の画面。絞り込みは適用していません)。Google Search Console は Google LLC の商標です。オウンドメディア相談室は、Google が推奨・提携しているものではありません。

サーチコンソールの「ページ」の絞り込みで「カスタム(正規表現)」と「正規表現に一致」を選び、表現の欄に2つの記事のURLを縦線で区切って入れた画面

出典:Google Search Console の検索パフォーマンス(オウンドメディア相談室が使っている blog-soudan.com のプロパティ。2026年10月31日の画面。絞り込みは適用していません)。Google Search Console は Google LLC の商標です。オウンドメディア相談室は、Google が推奨・提携しているものではありません。

「正規表現に不一致」の数字には、トップページや一覧のページも含まれます。リライトしていない記事だけの数字が要る時は、ページの表を書き出して、記事の行だけを足し合わせましょう。

» オウンドメディアのSEOは数字で見直す|サーチコンソールで確かめる順番と直す場所

リライトしていない記事の増減を当てはめた見込みと比べる

リライトの効果は、リライトしていない記事と同じ割合で動いた場合の見込みと、実際の数字の差で見ます。見込みは、リライトした記事の基準の数字に、リライトしていない記事の比較の期間と基準の期間の比を掛けて出します。

見込みと上乗せの計算の式は、以下のとおりです。

  • 見込み = リライトした記事の基準の数字 × (リライトしていない記事の比較の期間の数字 ÷ 基準の期間の数字)
  • 上乗せ = リライトした記事の比較の期間の数字 − 見込み

メリルがリライトした19本と、リライトしていない記事のクリック数は、以下の表のとおりです。数字はサーチコンソールのウェブ検索の値で、国では絞り込んでいません。

グループ 基準の期間 比較の期間 増減
リライトした19本 32回 92回 +60回(2.88倍)
リライトしていない記事 101回 97回 −4回(0.96倍)

19本がリライトしていない記事と同じ割合で動いたとすると、比較の期間のクリック数は32回×97÷101で、約30.7回になります。実際の92回は、見込みより約61.3回多い数字でした。上乗せの分には、19本だけに起きたリライト以外の変化も混ざりえます。上乗せの約61.3回は、リライトの効果の候補です。

回数の小さいグループほど、数回の違いで増減の割合が大きく変わります。報告の表には、割合と回数を並べて書いておくと読み違いを防げます。

リライトで伸びた数字は記事ごと・指標ごとに分けて確かめる

伸びた数字を、1本に偏っていないか・表示回数とクリック率に分ける・狙った語の順位を絞って見るの3つで確かめ、上位3本を除いても2.53倍だったことを示した図解

合計の数字が伸びていても、伸びが1本の記事に集まっていたり、伸び方がリライトで変えた箇所と合っていなかったりすることがあります。合計を確かめた後に分けて見る点は、以下の3つです。

  • 増えた分が1本の記事に偏っていないかを確かめる
  • クリック数の増え方を表示回数とクリック率に分ける
  • 狙った検索語の掲載順位は検索語で絞って見る

増えた分が1本の記事に偏っていないかを確かめる

増えた分が1本の記事に偏っていると、合計の伸びは、リライト全体ではなく1本の記事の事情で説明できてしまいます。記事ごとの差を大きい順に並べ、上位の記事を除いた合計でも伸びているかを確かめましょう。

メリルの19本で増えた60回のうち、最も増えた1本の分は18回で、30.0%でした。上位の記事を除いて計算し直した結果は、以下の表のとおりです。

比べる記事 基準の期間 比較の期間 比較÷基準
19本すべて 32回 92回 2.88倍
最も増えた1本を除いた18本 20回 62回 3.10倍
増えた上位3本を除いた16本 15回 38回 2.53倍

上位の3本を除いても、残る16本の合計は2.53倍に増えていました。19本の伸びは、特定の1本だけで生まれた数字ではないと読めます。

クリック数の増え方を表示回数とクリック率に分ける

クリック率はクリック数を表示回数で割った値で、クリック数は表示回数とクリック率の掛け算です。クリック数が伸びた時は、表示回数が増えたのか、クリック率が上がったのかを分けて見ます。タイトルを変えた記事でクリック率が上がっていれば、タイトルの変更が効果の候補になります。

メリルの19本を、タイトルを変えた記事と変えていない記事に分けた結果は、以下の表のとおりです。記事ごとの値(国で絞らない値)を合計し、クリック率は比較の期間の値が基準の期間の何倍かで示しました。

分け方 本数 クリック数 表示回数 クリック率の伸び
タイトルを変えた記事 15本 13回→50回 6,704回→6,847回 3.77倍
タイトルを変えていない記事 4本 19回→42回 3,057回→5,066回 1.33倍

タイトルを変えた15本では、表示回数がほぼ変わらないまま、クリック率が3.77倍に上がっていました。タイトルを変えていない4本では、表示回数が1.66倍に増えたことが、クリック数の伸びの主な中身です。

どちらのグループも本文は書き直しているため、表の数字だけでは、どの変更が効いたかを言い切れません。同じリライトでも、変えた箇所で記事を分けると、クリック数の伸び方の違いが見えてきます。

» 検索順位ごとのクリック率の目安は自社の数字で出す|計算の手順と上げ方

狙った検索語の掲載順位は検索語で絞って見る

記事の平均掲載順位は、狙った検索語の順位ではありません。サーチコンソールの掲載順位は、検索結果での最上位の位置を、記事が表示されたすべての検索語で平均した値です。

リライトの後に新しい検索語で表示されるようになると、新しい検索語の順位が低い分だけ、平均掲載順位は悪く見えることがあります。狙った検索語の順位が上がっていても、記事全体の平均では読み取れません。

狙った検索語の掲載順位を確かめる手順は、以下のとおりです。

  1. 検索パフォーマンスで、ページの絞り込みにリライトした記事の URL を入れる
  2. 検索キーワードの絞り込みに、狙った検索語を入れる
  3. 日付の「比較」で、基準と比較の期間の掲載順位を並べる

リライトの効果を報告する時は比べた条件を書き添える

報告に書き添える条件として、期間と曜日・祝日の日数、比べた本数と除いた理由、絞り込みの条件、重なったアップデート、リライトしていない記事の数字を並べた図解

リライトの効果は、同じ数字でも、比べた期間や記事の選び方によって読み方が変わります。報告に書き添える項目は、以下のとおりです。

  • 比べた2つの期間と、曜日・祝日の日数
  • 比べた記事の本数と、除いた記事とその理由
  • 絞り込みの条件(検索タイプ・国)
  • 期間に重なった Google のアップデートやサイトの変更
  • リライトしていない記事の同じ期間の数字

条件を書き添えておけば、次にリライトした時も同じ条件で比べられます。前回と同じ条件で並べることが、リライトの進め方を変えた効果を比べる前提です。

メリルも、リライトした記事とリライトしていない記事のクリック数を、比べた期間・除いた記事・絞り込みの条件と一緒に1つの記録にまとめました。記録には、比較の期間に重なったスパムアップデートと、2つの期間の間にあった2026年9月16日の meril.co.jp の新しいサイトへの切り替えも書きました。

リライトの効果は期間と比べる相手をそろえれば数字で確かめられる

リライトの効果は、リライトした記事の前後を比べるだけでは、アップデートや曜日の並びの違いと見分けられません。リライトする前に基準と比べる相手を決めておきます。曜日の並びをそろえた期間でリライトしていない記事の動きと並べると、効果を数字で取り出せます。

リライトの効果を測る手順の要点は、以下のとおりです。

  • 記事の URL・公開日時・変えた箇所を一覧にし、基準の数字を書き出す
  • 比べる期間は7の倍数の日数にして、祝日とアップデートの日を数える
  • 比較の期間は、URL 検査ツールでクロールを確かめてから始める
  • リライトしていない記事の増減を当てはめた見込みと、実際の数字を比べる
  • 伸びを記事ごとに、表示回数とクリック率に分けて確かめる

手順をそろえておけば、リライトを続けるたびに、同じ物差しで効果を比べられます。まずは次にリライトする記事の一覧を作り、基準の期間の数字を書き出すところから始めましょう。

この記事の数字の出どころ

  • 株式会社メリルがリライトした記事19本と、リライトしていない記事のクリック数meril.co.jp で2026年9月下旬にリライトを公開した記事23本のうち、基準の期間の途中で表示回数が大きく動いていた2本を除き、残る21本を2026年10月27日に URL 検査ツールで調べて、リライトした後のクロールを確かめた19本と、meril.co.jp の記事のうちリライトしていない記事(一覧・著者・カテゴリのページを除く)の Search Console のクリック数(ウェブ検索、国で絞らない値。基準は2026年8月22日〜9月15日、比較は9月30日〜10月24日)。リライトしていない記事の増減の割合を当てはめた見込み、記事ごとの増えた分、上位の記事を除いた合計をスクリプトで計算した
  • タイトルを変えた記事と変えていない記事のクリック数・表示回数上の19本を、リライトの作業記録にある記事ごとの変更前と変更後のタイトルで、タイトルを変えた15本と変えていない4本に分け、記事ごとの Search Console の数字(国で絞らない値)を合計してクリック率の伸びをスクリプトで計算した
  • 比べた2つの期間の曜日・祝日・アップデートの日数基準と比較の期間の曜日ごとの日数、内閣府の2026年の国民の祝日、Google 検索ステータス ダッシュボードのアップデートの開始日と配信の期間から、土日・祝日・アップデートの配信中の日数を2026年10月30日にスクリプトで数えた
  • メリルのリライトの記録の項目リライトした記事のパスごとに、公開したタイトルと説明文・更新日・作業の記録の場所をまとめた一覧と、記事ごとの作業の記録(変更前と変更後のタイトル)の項目

参考にしたページ

株式会社メリルのサービス記事リライト代行公開済みの記事を、検索の実績を見て書き直します(資料請求)。 株式会社メリルのサービスSEOコンサルティングサイトの診断と改善の優先順位づけを行います(資料請求)。

運営:株式会社メリル(このメディアについて)。相談の内容を記事にするときは、ご本人の許可を取り、社名と数字を伏せます。